こんにちは。石山です。
靴教室のレポート(私の作成進捗等)を先週からお話させて頂いておりますが、
本日は靴作りレポート第2話として、型入〜カットの工程をお話させて頂きます。
第1話でお話しパターンがこちらです。
①型入れ
型入れ工程では、作成したパターンを、
革(ライニンングとアッパー其々)に書き写して、カットする準備を行います。
線は銀ペンで、パーフォレーションやメダリオンの穴は目打ちで目印をつけます。
②カット
型入れを行い、切る線が明確になったところでカットの工程です。
カットは基本的にカッターで行いますが、
今回装飾用のギザギザの部分は、専用のハサミでカットします。
(線とギザギザの部分を間違えないように、見本をよく見ながら行いました)
③漉き
カットが出来たら、漉きの工程です。
革を合わせた場所に厚みがあると、履き心地に影響します。
なので、重ねしろの革を漉き機 & 手包丁で漉いて厚みを揃えていきます。
(場所によっても漉く厚みが違いました)
④装飾の穴開け
漉き工程が完了したら、装飾の穴(パーフォレーション/メダリオン)を開けていきます。
どちらも、開け方は同じで、ポンチをハンマーで叩いて開けていきます。
(穴径2つのポンチを使用し、1穴づつ開けていきました)
◇パーフォレーション
◇メダリオン
ここまでの工程で、一番初めにあったパターンが以下のように革でカットされた状態となります。
※先芯とカカト芯はまた別で作成します。
うーん。なかなか。
黙々と作業を行っているとあっという間に時間が過ぎてしまいますね。
ということで、第2話はここまで。
型入〜カットまでをお話させて頂きました。
次回はミシンの工程かな?
(1作目はミシンの工程に苦戦しましたが、2作目はどうなるか!?!?)
では、また第3話でお会いしましょう。