さすがに半年も経つと、色んな修理が舞い込んできます。
「どこの修理屋さんでも断られて・・・ここでは・・・」
みたいなケースが多くなってきました。
確かに、他社が断る理由も分かる時があります
これは〜
1番は、まるっきり履き心地が変わる。次に料金的な問題
買った時の金額より修理する金額が高くなる
後は、修理する技術がない(どう修理していいか分からない)
今回私の所に来たのは、最近良く耳にする
danskoです。アメリカのブランドでデンマーク産かな
履き心地が良く(疲れない)機能性に優れているとか
お客様は古着屋で購入したとのこと
履いて数回でソールが
なんだこれは、ステッチダウンか??と思いながら・・
お客様が出来れば修理したとの事、
確実に履き心地は変わるし、サイズ感も変わる事を説明
ご納得の上、オペの開始
まずは、驚いたのがソールの横にアッパー(足を包む上部の革)が
ホッチキスみたいな金具で全周とめてあります。
横でとめてあった物を中底を作成しステッチダウンみたいに縫う事に
しました(ここでサイズが変わることは間違いありません)
機械で縫おうと思いましたが、縫えない事が発覚
ここまで来たら、最後までやろうと
手縫いに変更
ここで一度お客様に来店して頂き
サイズ感は大丈夫が確認させて頂きました。
問題なし、手縫いの感じも良いとの事
後は、元の高さも見ながらソールの製作
こんな感じに完成しました。
中古の靴は気をつけて!!!!!!
次にコバの張り出しノルウィージャン製法が代名詞の
ステファノ・ブランキーニの靴です。
長髪に飽きたので短髪にしてほしいとの事
少し抵抗がありましたが、グィーンと機械にかけて
すっきり若返りました。
左がさっぱり短髪、右がまだロン毛状態
こんな感じに出来上がりました。
まだまだ日々勉強な毎日ですが、お客様のご要望に120%お答え出来る
ようまじめに一足入魂していきます!!