今回ご紹介するのは、新品のREGAL(リーガル)のローファー。
ラバーソールのモデルに、ヴィンテージスチールの取り付けをご依頼いただきました。
■ ラバーソール × スチール補強、可能です。
一般的には「ラバーソールにスチールをつけるのは難しい」と思われがちですが、
ある程度の厚みがあれば装着は可能です。
今回は、通常の仕様に比べてソール厚がしっかりあったため、
固定に使用するネジも通常の6mmから、8mmのロングネジへ変更。
より深くしっかりとスチールを固定することで、安定感と耐久性を両立させました。
スチールを付けた仕上がりも、見た目はとても自然です。
■ 修理タイミングは「ジムの合間」
お客様がご来店されたのは、朝の開店直後。
「これからジムに行くので、その間にお願いできますか?」とのご相談をいただき、
通常であれば1週間ほどお預かりするメニューですが、その日のうちに仕上げてお渡ししました。
もちろん、靴の状態や混雑状況にもよりますが、
お急ぎの際は、可能な限り柔軟に対応させていただいています。
気になる方は、まずはご相談くださいね。
■ スチールの利点は“削れ防止”だけじゃない
つま先の削れを防ぐのはもちろんですが、
スチールを装着することで全体の反り返りも軽減でき、靴のバランスが長く保たれるという利点もあります。
新品のうちに補強することで、より長く、快適に履き続けられる一足に。
今回もご依頼、ありがとうございました!
また次の一足でも、お手伝いできるのを楽しみにしております。