こんにちは、靴・バッグ修理専門店 天草製作所です。
今回は、GUIDIの人気モデル PL1 フロントジップブーツ の修理をご依頼いただきました。新品の状態で付属している ハーフラバー と カカトゴム を取り付ける作業を行いましたので、ご紹介いたします。
GUIDI / PL1 フロントジップブーツとは?
GUIDI(グイディ)は、イタリアの老舗タンナーが手掛けるブランドで、上質なレザーと独特な染色技術が特徴です。その中でも PL1 フロントジップブーツ は、シンプルで洗練されたデザインながら、無骨さとエレガンスを兼ね備えた逸品。特に、履き込むほどに味が出る GUIDI のレザーは、多くのファッション愛好者から支持されています。
このブーツには、新品の状態で 専用のハーフラバーとカカトゴム が付属しています。これは、オーナー自身で後付けすることで、ソールの耐久性を向上させるためのものです。今回は、その付属パーツを使用して修理を行いました。
修理内容:付属ハーフラバー&カカトゴム取付
① 付属のハーフラバーを装着
GUIDI のブーツは新品の状態だとレザーソールがむき出しのため、滑りやすく、摩耗しやすい状態です。そのため、付属の ハーフラバー を貼ることで、耐久性とグリップ力を向上させます。
作業工程
1. ソール表面の汚れや油分を除去 し、接着剤の密着を高める。
2. 付属のハーフラバーを ソール形状に合わせて調整 し、最適な位置にセット。
3. 専用の接着剤を使用して圧着。
4. 圧着後、しっかりと乾燥させ、最終的に余分な部分をカットし、微調整を行う。
② 付属のカカトゴムを装着
カカト部分もレザーのままだと摩耗が早いため、付属の カカトゴム を取り付けます。これにより、耐久性が向上し、歩行時の安定感も増します。
作業工程
1. カカト部分の表面を整え、接着剤の密着を高める準備。
2. 付属のカカトゴムを 形状に合わせて調整 し、位置を決定。
3. 専用接着剤で圧着し、必要に応じて釘打ち補強。
4. 最後に、細かい仕上げを施して完成。
修理後の仕上がり
付属のハーフラバーとカカトゴムを取り付けたことで、GUIDI の雰囲気を損なわずに 耐久性と実用性を向上 させることができました。見た目にも自然な仕上がりとなり、これから安心して履いていただけます。
BEFORE
AFTER
まとめ
GUIDI のブーツは履き込むことで魅力が増す一方で、レザーソールのままでは消耗が早いため、早めのハーフラバー&カカト補強がオススメ です。今回のように、付属パーツを使っての修理も可能ですし、お好みに応じて Vibram(ビブラム)などの別のラバーを使用したカスタム も承っております。
GUIDI の修理やカスタムを検討されている方は、お気軽に 天草製作所 までご相談ください!
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