英国老舗ブランド「クロケット&ジョーンズ」のチャッカーブーツのオールソール交換について、写真付きで詳細に解説します。レザーソールからダイナイトソールへの交換を行い、英国靴らしい雰囲気をさらに高めました。
修理内容
- ブーツ:クロケット&ジョーンズ チャッカーブーツ
- 修理内容:オールソール交換
- 元ソール:レザーソール
- 新ソール:ダイナイトソール
- 修理店:天草製作所
修理工程
- 現状確認
ブーツの状態を確認し、問題点や修理内容を検討します。今回の場合、レザーソールは全体的に摩耗しており、ヒール部分も減っていました。
- ソール取り外し
古いソールを丁寧に剥がし取ります。この工程では、ブーツ本体を傷つけないように注意が必要です。
- ウェルト処理
ソールと接する部分(ウェルト)を清掃し、接着面を整えます。
- 新ソール取り付け
ダイナイトソールを接着剤で取り付け、しっかりと固定します。
- 仕上げ
コバ(ソールの側面)を整え、磨きをかけて完成です。
修理結果
レザーソールからダイナイトソールへ交換することで、以下のようなメリットがありました。
- 耐久性向上:ダイナイトソールはレザーソールよりも硬度が高く、摩耗に強いため、長持ちします。
- 滑りにくさ向上:ダイナイトソールは溝が深く、雨の日でも滑りにくい仕様です。
- 英国靴らしい雰囲気:ダイナイトソールは英国靴によく用いられるソールであり、クラシックな雰囲気を演出します。
まとめ
クロケット&ジョーンズのチャッカーブーツのオールソール交換について、写真付きで詳細に解説しました。レザーソールからダイナイトソールへ交換することで、耐久性、滑りにくさ、英国靴らしい雰囲気を向上させることができました。